中高年は年に1度は血液検査を
東京都内の市区町村では、将来の医療費削減を目標として、40歳以上の住民に対する無料の健康診断を実施しているところが多いようです。
特に、会社勤めなどで社内の健康診断が受けられる人以外、例えば専業主婦の人などは、気になる症状でもない限りは病院に行くこともなく、病気の早期発見のチャンスを逸してしまうケースが少なくないので、この地方自治体の行う無料の健康診断を、有効に活用するべきでしょう。
不調の兆候がなくても、ある程度の年齢に達したら、年に1回位は血液検査も受けておくと良いと言われています。
毎年のデーターが比較できることで、体の変化が判りやすく、例えば中性脂肪の値などは、中高年以上は継続的に見ていくことが重要です。
検査で中性脂肪が高いと指摘されても、非常に深刻な値ではない限り、食事の管理や運動を心がけることで、その量を減らすことができ、その後の大きな病気につながっていくことを防ぐことができるでしょう。
中性脂肪を減らすには、飲酒の習慣を見直すことも重要です。
自分の体に自分で責任を持つことが求められています。
メタボリック症候群にならないために
一般的に生活習慣病とされる糖尿病や高血圧症などは、単独では終わらずに相互に関係し合併症として現れるケースが少なくありません。
どれか一つでもそのリスクが高まる動脈硬化による脳梗塞、心筋梗塞などのリスクは、これら生活習慣病が合併して現れている場合、健常者の2~3倍にまで高まるとされています。
生活習慣病の最も大きな原因となっている肥満、特に内臓にたまった脂肪が問題となるメタボリックシンドロームmetabolic syndrome(内臓脂肪症候群)にならないためには、ある程度の年齢に達したら、自分の体に責任を持ち、食生活の管理、適度な運動などをきちんと行うことが重要です。
飢餓に備えて蓄えられる中性脂肪の値が、基礎代謝率の低下などにより、高くなってしまった時には、その量を減らす努力を始めましょう。
若い頃と同じに食べていては、中性脂肪は増える一方です。
体を動かす機会が少なくなっていることも自覚しましょう。
中性脂肪を減らすには、意識して、運動する習慣を持つことが必要でしょう。